まず、答えから
カードと決済アプリ、 現金も少し。
広州や深圳の大きな店やホテルでは、海外発行のカードを直接使えることがあります。小さな飲食店などではAlipayやWeChat Payが便利です。出発前に決済アプリを一つ設定し、実物のカードと少額の人民元も用意しておくと、スマホやカードが使えない場面に対応できます。
資料の確認日
このページの内容
01
まず、カードを直接使えるか聞いてみる

大型商業施設、百貨店、大きなホテルでは、実物のカードで払えるか確認してみましょう。広州の観光当局は主な観光エリアで海外カードの受け入れが進んでいると案内しており、深圳の公式ガイドでも店舗やホテルでのカード利用を紹介しています。
レジのVisaやMastercardなどのマークを見て、店員に確認します。カードを差し込む、タッチする、読み取るなど、端末の案内に従ってください。同じモールでも店舗ごとに設備が違うため、一軒で使えたカードが次の店でも使えるとは限りません。
小さな飲食店や日常の買い物では、決済アプリも用意しておくと選択肢が増えます。旅行中の支払いを、一つの方法に統一する必要はありません。
02
登録、本人確認、カード追加を出発前に

スマホ、自分名義のカード、パスポートなどの渡航書類を手元に置きます。ここではAlipayとWeChatの人民元ウォレットを説明します。AlipayHKやWeChat Pay HKを使っている場合は、既存のウォレットの中国本土向け案内を先に確認してください。
- 1
公式アプリを入れて電話番号を登録
アプリストアで公式のAlipayまたはWeChatを選び、登録画面で電話番号の国番号を指定します。海外の番号でも登録できます。旅行中もその番号を使える状態にしておきましょう。
- 2
画面に出る認証を済ませる
届いたSMSの認証コードを入力し、アカウントに求められる確認を進めます。本人確認が必要な場合は、自分のパスポートなど、画面で指定された書類を使います。必要な手順はアカウントによって異なるため、図と同じ画面が出るとは限りません。
- 3
自分名義の対応カードを追加
Alipayでは設定中にAdd Nowが表示されたら進みます。WeChatでは下の順番でウォレットを開きます。カード情報、追加の本人確認、銀行側の認証を済ませてください。アプリの登録番号に加え、銀行に届けた番号でも認証を受け取れるか確認しておきます。
Alipayの英語表示- Me
- Bank Cards
- Add bank cards
WeChatの人民元ウォレット・英語表示- Me
- Services
- Wallet
- Add a Card
03
お店のコードを読む? 自分のコードを見せる?

左 / 自分で読み取る
店のQRコードを読む
AlipayかWeChatのScan(扫一扫)を開き、店のコードを読みます。相手を確認し、必要なら金額を入力。カード、手数料、総額を見てから確定します。
右 / 店員に見せる
店員がコードを読み取る
AlipayはPay / Receive、WeChatはMe → Services → Moneyから支払いコードを開き、店員に見せます。コードを他人に送らず、連絡先用のQRコードとも区別してください。
カードを追加しても、すべてのQRコードで支払えるわけではありません。Alipayの海外カードサービスは対象となる加盟店への支払い用です。個人への送金には使えない場合があります。店舗向けの決済方法をお願いするか、現金を使いましょう。残高へのチャージで解決するとは限りません。
到着したら少額の買い物で試し、アプリと店員の両方が支払い完了を確認するまでレジにいてください。カードの登録が済んだことと、実際に決済できることは別です。
04
確定する前に、手数料と総額を見る
決済アプリの手数料、カード会社の外貨取扱手数料、為替レートは別々です。支払い画面とカードの利用条件を確認しましょう。アプリのキャンペーンがあっても、銀行側の費用まで無料になるとは限りません。
Tencentは2026年5月、WeChatで初めて海外カードを使う利用者を対象に、初回決済から90日間、1日1,000人民元までの利用について海外カード処理手数料を免除すると発表しました。自分のアカウントが対象か、現在の支払い画面で確認してください。Weixin Payの施策であり、すべての決済アプリに共通する条件ではありません。
05
現金は、スマホが使えないときの備えに
食事や移動の支払いに使えるよう、少額の人民元を小さめの紙幣で持っておくと安心です。金額は初日の予定に合わせて決め、旅行予算をすべて現金で持ち歩く必要はありません。
ATMではカードの国際ブランドのマークを確認し、銀行の引き出し手数料と限度額も調べておきます。実物のカードと暗証番号が必要です。
別の決済アプリがあると、一方のアプリだけに問題が起きたときに役立ちます。ただし、同じカードが銀行側で止まっていれば両方使えないこともあります。カードやスマホの電池に頼らず払える方法も残しておきましょう。
参照資料 [1]
困ったときは
こんなとき、どうする?
カードを追加できない
対応ブランド、入力情報、未完了の本人確認を見直します。エラー文は保存しても、カード番号を公開しないでください。アカウントや本人確認の制限は決済サービスへ、銀行の認証拒否は銀行へ相談します。名前を変えたり、同じカードを何度も追加したりしても原因は解消しません。
認証コードが届かない
送信先の番号と国番号を確認します。銀行と決済アプリで登録番号が違う場合もあります。データ専用eSIMでは、普段の番号に届くSMSを受け取れません。元の回線でSMSを受信できるようにするか、銀行やアプリが正式に用意する別の認証方法を使います。
さっきは払えたのに、今は失敗する
まずエラーを読み、通信、選択中のカード、店舗への決済か個人送金かを確認します。銀行が止めている場合は問い合わせるか、別の方法を使います。再決済する前に、店員に元の注文の支払い状況を確認してください。
銀行では引き落としがあるのに、店では未払いと言われた
アプリの取引履歴と注文番号を店員に見せます。銀行の通知だけでは、店舗側の注文が完了したか判断できない場合があります。レシートを残し、保留や二重請求について決済サービスや銀行へ問い合わせましょう。確認せず繰り返し払うのは避けてください。
参照資料と確認日
資料の確認日:2026年9月12日。アカウントの条件、対応機種、交通の案内は変わるため、出発前に公式の最新情報を確認してください。