02 / スマホと通信

広東旅行でスマホを使うには?

中国向けローミング、旅行用eSIM、現地SIMを比較。対応機種、空港での購入場所、認証SMSの受信、到着後の接続確認をまとめました。

まず、答えから

ネット接続と、 認証SMSの受信を別々に準備。

短期旅行なら、普段の通信会社の中国向けローミングと、スマホに対応する旅行用eSIMを先に比べてみましょう。中国本土の電話番号が必要なら現地SIMも候補になります。どの方法でも、いつもの番号に届く認証SMSを受け取れるかは別に確認してください。

到着後にSIMを買える場所を見る ↓

資料の確認日

このページの内容
  1. 01スマホで何をしたいかで選ぶ
  2. 02到着後、SIMはどこで買える?
  3. 03窓口では、この三つを確認
  4. 04eSIMを買う前に、機種と購入地域を確認
  5. 05出発前に回線を設定しておく
  6. 06着陸したら、電波表示だけでなく接続も試す
  7. 07困ったときは
  8. 08参照資料と確認日

01

スマホで何をしたいかで選ぶ

今のSIMで海外ローミング

通信会社に中国本土向けのプランがあり、同じ番号を使い続けたい場合に便利です。データ量、SMS受信、通話、上限、利用開始の操作を確認します。海外プランに中国が含まれることや、着信が無料であることを思い込まないようにしましょう。

旅行用eSIMを追加

SIMロックのない対応機種なら、出発前に通信を用意できます。データ専用プランも多く、アプリ内のメッセージが使えても通常のSMSや中国の電話番号が付くとは限りません。購入するプランの対象地域と内容を確認してください。

中国本土のSIMを購入

現地で電話をかけたり、中国の番号が必要なサービスを使ったりする場合の選択肢です。広州・深圳の空港に販売窓口があり、通信会社の営業所でもパスポートで登録できる場合があります。下の場所と確認事項を参考にしてください。

参照資料 [1][3][4]

02

到着後、SIMはどこで買える?

まず到着したターミナルの国際線到着エリアで相談します。購入前に現在のプランと総額を確認してください。サービスセンターが開いていても、すべてのプランをいつでも開通できるとは限りません。

  • 広州白雲空港 CAN・T2

    国際線到着ロビー・境外人士综合服务中心

    通信と決済の相談窓口を備えるセンターです。広州の公式案内では、T2でパスポート登録による短期SIMの販売を紹介しています。地上交通へ向かう前に、通信カウンターで尋ねてみましょう。

    所在地の資料 ↓
  • 広州白雲空港 CAN・T3

    1階到着フロア・电话卡销售

    T3の開業案内には1階到着フロアのSIM販売店が掲載されています。「电话卡销售」を係員に見せて現在の場所を尋ねてください。古いガイドにT2だけが載っていても、そのためにターミナルを移る必要はありません。

    所在地の資料 ↓
  • 深圳宝安空港 SZX・T3

    1階・国際線到着出口の東側

    「境外来宾综合服务中心」の通信カウンターでSIMを販売しています。センターは24時間営業と案内されていますが、販売中のプランとパスポート登録は窓口で確認してください。

    所在地の資料 ↓
  • 深圳湾口岸から入境する場合

    到着ホールの外・連絡通路

    深圳湾口岸の「境外来宾综合服务中心」でもSIM販売を案内しています。公表されている営業時間は口岸に合わせた06:00〜24:00です。香港からここを通る場合の候補になります。

    所在地の資料 ↓

参照資料 [6][7][8][9]

03

窓口では、この三つを確認

パスポートとスマホの提示、プラン確認、窓口での通信テストを示すイラスト。
購入手順のイラストで、空港窓口の写真ではありません。下の三つを係員と確認してください。
  1. 1

    パスポートの原本と使うスマホを持参

    登録用のパスポートを見せ、スマホがそのSIMに対応するか確認してもらいます。物理SIMの差し込み口がない機種は、買う前に型番を伝えて相談してください。宿泊先の住所も用意し、この契約にほかの書類が必要か尋ねます。

  2. 2

    料金に含まれるものと終了日を聞く

    中国本土のデータ通信、+86の番号、通話、SMSを個別に確認します。有効期間の開始日、未使用データの期限、継続請求の有無、解約方法も聞いてください。総額と問い合わせ先を見せてもらいましょう。データ専用の旅行用カードと、電話番号付きの現地契約は別物です。

  3. 3

    窓口を離れる前に試す

    Wi-Fiを切り、新しい回線でウェブページと地図を開きます。通話やSMS付きなら、係員にテストも頼みましょう。電話番号、領収書、契約内容を保存します。元の番号宛てのSMSは元の回線で受け取る必要があり、新しいSIMに自動転送されるわけではありません。

参照資料 [4][1][3][10]

04

eSIMを買う前に、機種と購入地域を確認

機種名だけで判断せず、購入した国や地域、SIMロックも確認します。iPhoneでは「設定 → 一般 → 情報 → SIMロック」を開き、「SIMロックなし」の表示を確認してください。ほかの機種はメーカーと通信サービスの対応表を使います。

海外の事業者が提供する旅行用eSIMと、中国本土の通信会社が発行するeSIMは別です。本土での開通条件は機種と購入地域によって変わります。特に物理SIMを入れられないスマホは、現在の条件をAppleなどの公式案内で確認してください。到着後に本土の通信会社で代わりのeSIMを入れられるとは限りません。

参照資料 [1][2]

05

出発前に回線を設定しておく

一台のスマホに二つの回線。左の赤い元の回線でSMSを受信し、右の黄色い旅行用回線で通信するイラスト。
二回線の使い分けのイメージ。左は元の番号でSMS、右は旅行用のデータ通信。料金はそれぞれ確認します。設定画面の写真ではありません。
  1. 1

    有効期間がいつ始まるか確認

    購入時、インストール時、最初の接続時のどこから日数が数えられるかを先に読みます。安定したネット環境で事業者の手順に従い、操作説明と問い合わせ先をオフラインでも見られるよう保存しましょう。

  2. 2

    データ用とSMS用の回線を分ける

    二つの回線を同時に使えるスマホなら、名前を付けて区別します。データ通信には旅行用回線を選び、銀行のSMSが必要なら元の回線も使える状態にします。元の通信会社のローミング料金を確認し、意図せず切り替わるならデータの自動切り替えを無効にしてください。

  3. 3

    つながらなくても必要な情報を残す

    ホテルの中国語名と住所、予約確認、到着時の案内を保存します。地図、翻訳、決済アプリを入れてログインし、対応するオフライン資料もダウンロードします。普段のメッセージアプリが使えない場合の連絡方法をホテルと決めておきましょう。

参照資料 [1][3]

06

着陸したら、電波表示だけでなく接続も試す

機内モードを解除し、使う回線を有効にしてデータ通信に指定します。事業者の指示で必要な場合は、その回線のデータローミングも有効にしてください。ターミナルを出る前にウェブページ、地図、決済アプリを開きます。APNが必要なら契約先の案内を使い、別のSIM向け設定をコピーしないでください。

ネットにつながることと、特定のアプリが使えることは別です。中国本土の通信ではGoogle、Facebook、YouTubeなどへのアクセスが制限されています。旅行用プランでも通信経路によって異なるため、必要なサービスが使えるか契約先に確認しましょう。ホテルのWi-Fiなら使える、とも限りません。

空港やホテルのWi-Fiは設定の助けになりますが、ログインに追加の操作が必要なこともあります。進められない場合は係員に尋ねてください。何もつながらなくても、保存したホテルの住所は見せられるようにしておきます。

参照資料 [5][1]

困ったときは

こんなとき、どうする?

ネットは使えるのに認証SMSが届かない

データ専用プランでは通常のSMSを受け取れません。コードの送信先と、その番号の回線が有効で対応するローミング網につながっているか確認します。SMSのローミングは通信会社へ問い合わせてください。データを追加購入してもSMS受信の問題は解決しません。

eSIMを入れたのにネットが使えない

対象地域、有効期間、残りのデータ量、使用中の回線を確認し、契約先のローミング・ネットワーク・APN設定に従います。削除する前にサポートへ相談してください。再インストールに新しい有効化手続きが必要な場合があります。

中国の電話番号は必須?

AlipayやWeChatの登録だけなら、公式案内では海外番号も利用できます。ほかのサービスや現地通話で必要になる場合はあるため、実際に使うサービスの条件を確認しましょう。

ホテルのWi-Fiで普段のメッセージアプリは使える?

使えると決めつけず、別の連絡方法を出発前に決めておきます。ウェブページは開けても特定のアプリだけ使えない場合、電波やデータ残量ではなくアクセス制限が原因のことがあります。

参照資料と確認日

資料の確認日:2026年9月12日。アカウントの条件、対応機種、交通の案内は変わるため、出発前に公式の最新情報を確認してください。

  1. Apple・海外旅行中のeSIM利用
  2. Apple・中国本土でのeSIM開通条件
  3. Airalo・データ専用プランと通話・SMS
  4. 中国商務部・旅行者のSIM登録と決済
  5. 英国外務省・中国のインターネット接続
  6. 広州市政府・T2の通信窓口と短期SIM
  7. 広州日報・T3の1階SIM販売店
  8. 深圳市政府・空港と深圳湾のSIM窓口
  9. 前海管理局・深圳空港1階のサービスセンター
  10. 天津市通信管理局・パスポート登録と通信会社の窓口
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